テーマは「伝統と革新」 カトープレジャーG、東京・渋谷にスペイン料理レストラン「ホセ・ルイス」開業 軽井沢に2号店も
2019年10月17日(木) 配信
レストランなどを展開するカトープレジャーグループ(加藤友康代表兼CEO、東京都千代田区)は10月16日(水)、東京・渋谷に日本初出店となるスペイン料理レストラン「ホセ・ルイス」の開業を11月1日(金)に控え、スペイン大使館(東京都港区)で事業計画発表会を行った。
同レストランのテーマを「伝統と革新」とし、歴史を守りながら日本の最先端のトレンドや食文化を取り入れたメニューを提供する。渋谷スクランブルスクエアにオープンする1号店に続き、現在、同グループが建設中の長野・軽井沢のホテル内に2号店を開業することも併せて発表した。
同日の会見で加藤代表兼CEOは「スペイン国王が最も愛したといわれる、歴史や伝説がある『ホセ・ルイス」を日本に出店できることを光栄に思っている」と述べた。
その上で、「伝統的なものを残しながら、革新的なチャレンジをしていきたい。味覚やテイスト、ノウハウは本店と連動させながら、日本のトレンドや食文化を研究し、渋谷に合う『ホセ・ルイス』を作り上げた」と自信をみせた。
2号店については、「リゾートタイプの新しい『ホセ・ルイス』になる。画一的なホテルが多いなか、充実させるのは『食』だと思っている」との考えを示した。
軽井沢に建設している新ブランドのホテルは「新しいライフスタイルの提案」をコンセプトに据える。同Gが展開する沖縄のリゾートホテルと比較して「カジュアルなラグジュアリーホテル」(加藤代表兼CEO)を展開していく。
会見では、スペイン国王陛下従兄弟君のアルフォンソ・フアン・スリータ・デ・ボルボン殿下も登壇し、「スペインの国境を越えてオープンすることを歓迎している。日本とスペインの経済関係にも大きく貢献するはずだ」と述べた。
渋谷の店舗はさまざまな年齢層を想定し、幅広いメニュー構成とした。ワインは1本3千円台から、1万円を超えるものまで用意する。1人当たりの単価は5千~1万円を見込み、「スタイルに応じて使い勝手のいいレストランでありたい。若い人たちにも少し背伸びして来てもらえれば」(加藤代表兼CEO)と呼び掛けた。