エアビー、2020年注目の旅先ランキング発表 東京もランクイン
2019年10月16日(水) 配信
Airbnb(エアビーアンドビー)はこのほど、同社サイトで予約率が急上昇している、2020年の旅先ランキングを発表した。トップ20には、2020年に東京五輪を控える東京もランクインした。
□2020年に注目の旅先ランキング トップ20
1位 ミルウォーキー(米ウィスコンシン州) 前年比729%増
2位ビルバオ(スペイン) 前年比402%増
3位ブリーラム(タイ) 前年比383%増
4位サンベリー(豪ビクトリア州) 前年比356%増
5位 ルーマニア 前年比298%増
6位 西安(中国) 前年比255%増
7位ユージーン(米オレゴン州) 前年比213%増
8位 ルクセンブルク 前年比167%増
9位グアダラハラ(メキシコ) 前年比158%増
10位 バヌアツ 前年比140%増
11位カリ(コロンビア) 前年比137%増
12位 ケープカナベラル(米フロリダ州) 前年比136%増
13位 アバディーン(スコットランド) 前年比119%増
14位 コートニー(カナダ西海岸) 前年比114%増
15位 ウバツバ(ブラジル) 前年比108%増
16位 レ・コンタミヌ・モンジョワ(フランス) 前年比108%増
17位 東京(日本) 前年比103%増
18位 ケーララ(インド) 前年比95%増
19位 マリンディ(ケニア) 前年比88%増
20位 マーストリヒト(オランダ) 前年比55%増
□ピックアップ
1位 ミルウォーキー(米ウィスコンシン州) 前年比729%増
「ミシガン湖に面した魅惑の古都。観光では後回しにされがちだが、すてきなレストランとバー、文化施設があって、名建築家カラトラバの傑作ミルウォーキー美術館もある。絶景が170㌔余り続く自転車レーンで風を切ってゆけば、人気沸騰な理由がきっとわかるはず」(同社)。
2位ビルバオ(スペイン) 前年比402%増
「鉄鋼・造船の衰退とともに寂れた工業地帯ビルバオも、近年は文化の街として変貌を遂げている。2018年にはヨーロッパを代表する都市の年間大賞に輝いた。欧州サッカーの最強国を決するユーロ2020開催地にも入っており、欧州全土から熱狂的なファンが詰めかける1年になりそうだ」(同)。
3位 ブリーラム(タイ) 前年比383%増
「首都から遠く離れたブリーラムは、国内有数のクメール文明遺跡が残る。とくにパノムルン遺跡群は、隣国カンボジアの名所アンコールワットに勝るとも劣らない規模を誇る」。
17位東京(日本)前年比103%増
「夏季オリンピック開催地の東京が注目急上昇ランキングにランクインした。日本の五輪開催はこれで4回目。人口世界最大の東京首都圏では早くも節電や二酸化炭素排出削減、再生可能エネルギー、公共交通機関、低エネルギー車両の活用などを含めた環境にやさしい大会運営総合戦略を掲げている」。
* Airbnb社内のデータをもとに、2019年9月時点で確定している翌2020年の予約数を、前年同期の予約数と比べたもの