やまなし女将の会が研修会 「女将の役割」テーマに 弊社・石井社長が講演
2019年10月25日(金) 配信
山梨県内の旅館・ホテルの女将たちが結束し、地域経済の活性化や観光振興をはかる目的で2012年に発足した「やまなし女将の会」(河野暢子会長)は9月26日、石和温泉「富士野屋夕亭」で研修会を開き、41人が参加した。
主催者を代表して河野会長があいさつし、山梨県観光部の山岸正宜次長、やまなし観光推進機構の鎌田誠一理事長が来賓のあいさつを行った。
セミナーでは「やまなし観光を支える女将の役割」をテーマに、旅行新聞新社の石井貞德社長が講師を務めた。セミナーの冒頭で、旅行新聞が毎年実施している「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の台湾キャラバンのプロモーション映像を上映。続いて今年7月1日に開催した第30回「全国旅館おかみの集い(女将サミット)2019東京」の会場のようすを撮影した映像を流し、「女将サミットの成り立ち」や、「どのような目的で開催しているのか」などを紹介した。
セミナーのメインテーマである「女将の役割」については、事例を挟みつつ、女将一人ひとりに向け、①「女将という仕事を楽しんでください」②「自分の宿を、自信をもっておすすめできることを発信してください」③「今までの旅館の常識を捨ててください」――という3つの言葉を投げ掛けた。「自分の仕事を愛する努力」と、「自信をもって女将業を楽しもうではありませんか」というメッセージで締め括った。
セミナー終了後には、昼食・意見交換会も行われ、やまなし女将の会の八田知子副会長が乾杯の発声を行い、続いて山梨県森林環境部林業振興課の水野淳子さんが、山梨県発の新たなブランドきのこ「山梨夏っ子きのこ(クロアワビタケの新品種)」をPRした。