ANTA、2019年度の国内旅行業務取扱管理者試験結果を発表 最年少合格者は14歳 合格率は4割超え
2019年10月24日(木) 配信
全国旅行業協会(ANTA)は10月23日(水)、2019年度の国内旅行業務取扱管理者試験結果を発表した。試験には1万3946人が臨み、合格者数は5645人だった。合格率は40・5%で前年度比0・9㌽上昇した。最年少の合格者は14歳1人、次いで15歳6人となった。一方、最高齢は74 歳だった。
ANTAは9月1日(日)、観光庁長官試験事務代行機関として全国9地域 11 会場で試験を行った。試験は今年で51回目。受験申込者数は1万6090人だった。
受験申込者数は前回から433人の減少だった。訪日外国人旅行者の増大による資格取得の需要がある一方、受験者の中心層である若年層の減少が響いた。
合格者数を詳しくみると。男性は2900人(51・4%)で、女性 2745人(48・6 %)となり、24歳以下が5割を超え、職業別では学生が48・8%だった。「例年どおり、若年層が受験者・合格者の約半数を占めている」(同協会)と、これまでと傾向は変わらなかった。
□試験結果等詳細
・申込者数:1万6090人(前年比 -433人)
うち全科目受験者15,215人(前年比-503人)
うち免除A受験者864人(前年比+59人)
うち免除B受験者11人
・受験者数:1万3946人(前年比 -381人)
うち全科目受験者13,103人(前年比-447人)
うち免除A受験者833人(前年比+56人)
うち免除B受験者10人
・合格者数:5,645人(前年比 -29人)
うち全科目受験者5,122人(前年比-66人)
うち免除A受験者517人(前年比+31人)
うち免除B受験者6人
・合格率:40・5%(前年比 +0.9%)
うち全科目受験者39・1%(前年比+0.8%)
うち免除A受験者62・1%(前年比-0.4%)
・合格者の職業:学生(専修学校・高等学校の生徒含む)48・8%(2757人)、旅行業(旅行業者代理業含む)10.6%(597人)
・合格者の年齢:平均年齢 30・8歳 (受験申込者:30・0歳)