メインターゲットは日本人 コスタクルーズ、外国船で初の沖縄・那覇発着クルーズを就航
2019年10月24日(木) 配信
コスタクルーズはこのほど、外国船で初の沖縄・那覇発着クルーズを就航した。今年は3本を予定。本格始動する2020年は、沖縄のベストシーズンに合わせて4月と10月に分けて、4月に5本(横浜への片道も含む)、10月に5本のクルーズを予定している。メインターゲットを日本人とし、各便750人以上の送客を目指す。
クルーズ発着地まで飛行機で行き、船旅を楽しむ「フライ&クルーズ」が、発着拠点に大きな経済効果を生む高付加価値の観光形態として近年注目をされている。同社では日本人をメインターゲットとすることで、那覇近郊以外の観光や宿泊も見込め、沖縄本島観光施設や、飲食店、ホテルなどへの経済効果、新たな観光需要の開拓や地元活性化にも繋がることを期待している。
また、国外港湾まで距離が近い那覇を発着地に設定することで、3泊からの短期間でのクルーズ商品が造成可能になり、長期の休暇を必要としないショートクルーズが実現できる。
同社は今年12月25日までの申込者を対象に、那覇発着クルーズを含む2020年全日本発着クルーズで特別価格『my first costa割』を設定している。初めての人もクルーズを試しやすくすることが狙い。将来的には、本社のあるヨーロッパからの送客も企画し、沖縄県を「東洋のカリブ・カナリア諸島」と考え、クルーズの一大マーケットとしたい考えだ。