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白川郷の「村まるごとガイドマップ」公開へ 歴史や文化、生活などをより深く

2019年10月28日
編集部:平綿 裕一

2019年10月28日(月) 配信

スマートフォンがガイドブックに

 白川郷の地域価値向上を目指す合掌ホールディングス(鈴口悦子代表、岐阜県・白川村)は2019年11月1日(金)、訪客向け音声ガイド付き英語マップ「村まるごとガイドマップ」を公開する。村全体を1つの博物館や美術館のように捉え、スマートフォン上で白川郷の歴史や文化、生活風土などを学ぶことができる。

 白川村や高山市、飛騨市、浅草で同社が行った街頭インタビューによると、豪欧米の訪日外国人は現地の歴史や文化、生活風土に高い興味を示していることが分かった。

グローバル・デイリー社とのインタビュー風景

 とくに白川村のような歴史や文化を継承している地域では、 「どのような生活している人がいるのか?」「後継者問題は深刻か?」「この地域のメインの収益源は何か?」など、地域をより知りたいという質問が多数あった。

 「これらの知的好奇心に対応するマップが必要だと感じた」(同社)。これまでの観光名所を列挙するだけのようなマップでなく、白川村の歴史や文化、生活などをより深く知ることができるように仕上げた。マップによって地域の周遊を促し、滞在時間を増やす狙いもある。

 村まるごとガイドマップ の3つの特徴

マップのイメージ

1.現地の歴史・文化・生活風土などに興味を持つ外国人旅行者向けの音声ガイド付きマップ

2.村全体を1つの博物館や美術館のように捉え、 音声ガイドと共に楽しむことが可能

3.観光客のスマートフォンからアクセス可能で紙の地図を減らしていくエコな取り組み

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