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客室タオルで台風19号の被災地支援 宮城県・一の坊グループ

2019年11月5日
営業部:鈴木 克範

2019年11月5日(火)配信

取り組みを呼び掛けるチラシ

 一の坊グループ(高橋弘行社長、宮城県仙台市)は、台風19号で被災した地域の復旧作業で役立ててもらおうと、客室設置のフェイスタオルを宮城県丸森町役場などに届けている。

 今回の取り組みは「一本のタオル支援」として客室の案内チラシやSNSで呼びかけ、宿泊客からも協力を得て実施している。不要になった客室設置のフェイスタオルを洗浄し、熱乾燥したものを再利用し、市町村福祉課や防災安全課に届けている。

箱詰めの作業のようす

 東日本大震災の際、同社のスタッフが各地のボランティアとして活動した時期もあるなか、「災害ボランティアセンターでは人は集まるものの復興にかかわる道具が足りない」「被災家屋復旧の一助となる物資が足りない」などが多々あったという。なかでも被災した住宅の清掃用タオルは「常に清潔で新しいものが必要」と痛感したことから、その一助になればと地元クリーニングの協力を得て、使用済みのタオルを被災地に送れるよう準備を進めてきたという。10月25日(金)には宮城県丸森町役場を、11月2日(土)には同角田市役所を訪れタオルを届けた。

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