7年連続日本一 県産酒の魅力を紹介 福島県が観光キャラバン開催
2019年11月8日(金)配信
福島県や県観光誘致協議会は11月6日(水)、東京都内のホテルで「ふくしま七転び八起き観光キャラバン」を開き、今年5月に発表された全国新酒鑑評会の金賞受賞数で7年連続日本一に輝いた日本酒の魅力などを伝えた。
旅行会社やマスコミ関係者ら約250人が参加した。県産酒の躍進については、人材育成や醸造技術の共有などが要因と分析。「芳醇・淡麗・旨口」と称される美味しさは、県独自の酵母や酒造好適米から生まれると紹介した。
観光素材のPRではHAPPYふくしま隊のメンバーが川霧のなかを手こぎの船が進む「霧幻郷(むげんきょう)の渡し」(金山町)など、各地の話題や魅力を伝えた。農林水産物の魅力を発信する「ふくしまプライド。」では、今年度から産地を「訪れてもらう」ことに力を入れている。会場には果物農家・阿部農縁の寺山佐智子さんと川俣シャモ肥育農家の武藤芳守さんが登壇し、食の魅力や今後の夢を語った。
交流会には内堀雅雄知事も駆けつけ「福島にある素晴らしい宝を世界中の人にみてもらいたい」とあいさつした。県産食材を使ったオリジナル料理が並ぶなか、各料理に合う日本酒を紹介した。
□酒蔵巡りスタンプラリーを開催中
福島県では2020年3月1日(日)まで、県内の酒蔵巡る企画「ふくしま酒蔵巡りスタンプラリー」を実施している。スタンプ設置酒蔵でスタンプを2個以上集めて応募すると5万円分の県内宿泊券などが当たる。ふくしまの酒や酒蔵にちなんだ写真を撮影にてSNS投稿すると酒器が当たる企画も。