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KNT中国四国、香川県土庄町と包括協定締結 官民連携で地域活性化を推進

2019年11月8日
編集部:入江千恵子

2019年11月8日(金) 配信

調印式のようす 土庄町の三枝町長(左)とKNT中国四国の船場社長

 近畿日本ツーリスト中国四国(KNT中国四国、船場誠吾社長)は11月5日(火)、香川県・土庄町(三枝邦彦町長)と地域活性化に向けた連携協力に関する包括協定を締結した。

 今回の連携によって、観光や文化、歴史などの地域振興のほか、人材育成、住民サービスの向上などの分野で、官民が協働して取り組んでいく。

 すでに開始している事業として、KNT中国四国は土庄町から「せとうち備讃諸島日本遺産ガイド養成用マニュアル作成業務」(2020年3月まで)と、20年度日本遺産認定記念「石のシンポジウム」の運営業務を受託している。

 同日に土庄町総合会館にて行われた調印式で、船場社長は「当社では、個人旅行事業を『発地』型から『着地』型へとシフトを進めている。今回の連携を機に小豆島・土庄町に人を呼び込む魅力アップにつながるよう、近畿日本ツーリストやクラブツーリズムの国内旅行商品と連携し、点だけでなく面でとらえたプロモーションを推進していきたい」と抱負を述べた。

 三枝町長は「土庄町は、日本遺産認定、アニメの聖地選定を受けたがまだ認知度は低い。KNT中国四国と連携することで全国展開していきたい。さらに地域密着度と観光ノウハウを活かし、産業・経済・文化・歴史などをきっかけとした協業を進めていきたい」と力を込めた。

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