島内店舗で80%がキャッシュレスに 受け入れ環境整え満足度向上へ
2019年11月20日(水) 配信
キャッシュレス化を推進するNIPPON Platform(菱木信介社長)はこのほど、東京都新島村・式根島のキャッシュレス決済を活用する店舗が、4カ月で0・1%から80%に増えたと発表した。島内で増加する外国人旅行者らの受入体制を整え、島での滞在をより楽しんでもらう狙い。
式根島では、同社が無償レンタルするQRコード決済も可能なタブレット端末「ニッポンタブレット」を導入。島をあげて「キャッシュレスアイランド化」に取り組んだ結果、3回以上キャッシュレス決済を行い、日常的に利用できるようになった店舗が全体の80%にまで増えた。
雄大な自然に囲まれた式根島は、外国人観光客が増えつつあるという。透明度の高い海でのダイビングや釣りなどアクティビティのほか、温泉、グルメ、星空観察など、観光資源が豊富だ。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、外国人観光客のさらなる増加を見込んでいる。国内外の観光客の受入環境を整備して、利便性を向上し、島の経済活性化をはかるため、今後も“キャッシュレス化”の取り組みを進めいく考え。