JAL、ハワイ旅行の最適プラン AI「マカナちゃん」が提案
2019年11月21日(木)配信
日本航空(JAL、赤坂祐二社長)は2019年11月20日(木)、チャット形式の対話でハワイの情報を回答するバーチャルアシスタント「マカナちゃん」で、新サービスを始めた。ハワイ旅行の日程や人数、観光スポットの好みなどを伝えると、最適な旅行プランを瞬時に生成し、提案するようになった。
新サービスは、日本アイ・ビー・エム(日本IBM、山口明夫社長、東京都中央区)、アルティテュードインキュベーション(北野幸雄社長、東京都中央区)、Wovn Technologies(林鷹治社長、東京都港区)の3社の協力で実現したもの。
シリコンバレーのスタートアップ企業「inspirock」が開発した独自の旅程自動生成技術を、日本で展開支援を行うアルティテュードインキュベーションを通じて導入。Wovnの高精度な多言語化機能「WOVN.io」で、同技術を自然な日本語で提供できるようにした。さらに、日本IBMはチャット機能を拡充し、マカナちゃんから旅程作成機能(JALTrip Planner)を利用するためのシステム構築を行った。
各社は、最先端の技術を有するスタートアップ企業との連携を通じ、AIチャットボットのさらなる展開と応用が可能になったと伝えている。
□参照サイト
バーチャルアシスタント「マカナちゃん」紹介ページ:(日本航空公式サイト内)
JAL Trip Planner URL: