ソラシドエア、長崎・波佐見町と観光振興へ協定結ぶ 「空恋」“陶器のまちHASAMI号”契機に
2019年11月22日(金) 配信
ソラシドエア(高橋宏輔社長)は2019年11月21日、長崎県波佐見町と観光産業の振興などに向けた包括的連携協定を結んだ。具体的な取り組みは今後詰めていくが、同町の観光PRや物産品を販売する「グリーンスカイフェスタ」などを首都圏で開いていく見通し。
同町はソラシドエアの地域振興機体活用プロジェクト「空恋~空で街と恋をする~」の24番目のパートナーとして、2018年11月から約1年間“陶器のまちHASAMI号”を運航していた。
これまで、同町のマスコットキャラクターを機体にラッピングしていたほか、同町に関する情報誌を機内シートポケットに設置するなどしてきた。両者は空恋プロジェクトを通し、同町の魅力をPRするとともに交流を深めてきたという。
今回は“陶器のまちHASAMI号”が約1年間のフライトを終えたことを契機に、同協定を締結。両者は連携を強め、観光振興を軸に地域産業や地域文化の発展、地域貢献を目的として、エアラインと自治体が相互に連携してさまざまな取り組みを進めていく考え。
同町は長崎県のほぼ中央に位置し、東および北は佐賀県、西は長崎県佐世保市に接している海洋県・長崎にあって唯一海に接していない町。
400年の伝統をもつ「やきものの町」として栄え、全国の一般家庭で使われている日用器の約13%が同町で生産されているという。