大分県由布市、最新の観光情報を 「由布院温泉を拠点とした滞在・循環型観光のススメvol.2」開催
2019年11月26日(火) 配信
大分県の由布市まちづくり観光局は11月26日(火)、東京・銀座の大分県東京事務所で観光関係者を対象にした観光情報説明会「由布院温泉を拠点とした滞在・循環型観光のススメvol.2」を開いた。
由布院温泉をはじめ、同市内の塚原温泉や挾間(由布川渓谷)、庄内(黒岳・男池)、湯平温泉の市内5エリアの観光担当者が地域の魅力や最新情報を紹介した。
由布院温泉は、観光の主体である自然と環境、景観を守るために、昨年3月に策定した「新・由布院温泉観光基本計画」の中から「由布院観光の理念」を取り上げた。観光関連施設の開発規模を3千平方㍍以下とすることや、宿泊施設は最大で30室程度と掲げたことを説明した。
「九州百景」の1つにも選ばれている挾間の由布川渓谷は、2020年8月に新昇降口が完成予定と紹介。現在は渓流に降りる2カ所の入口が通行止めだが、開通後は下から渓谷美や幻想的な岩肌の景観を楽しむことができるという。
説明会後は、県直営の和食レストラン「坐楽大分」で、県産の野菜や魚介などを使った昼食会を開き、情報交換や交流を深めた。