南海フェリー、和歌山~徳島航路で新造船就航 徳島イメージしたカラーリングに
2019年11月27日(水) 配信
和歌山と徳島を結ぶ南海フェリー(阪田茂社長、和歌山県和歌山市)は12月15日(日)から、新造船「フェリーあい」を就航する。同日、就航開始を記念し、先着100人に記念品をプレゼントする。
同船のカラーリングは徳島をイメージした「藍色・ジャパンブルー」に仕上げた。座席は女性専用(じゅうたん)席とグリーン席を設けている。船内は、SNS(交流サイト)映えするフォトジェニックな外観や徳島・四国をイメージした内装などに仕上げた。
訪日客への対応として、各種案内放送と放送などの多言語化、Wi-Fi環境を整備した。なお、22年間就航している「フェリーつるぎ」は12月15日(日)午前8時に徳島港を出発する、上り4便で引退する。
□就航記念品をプレゼント
就航日には、午前10時35分に和歌山港を出発する下り5便と午後13時25分に徳島港を出発する上り6便の乗船客先着100人に、就航記念品をプレゼントする。
□船名「フェリーあい」への想い
フェリーあいの「あい」には、英語で私を意味する「I」をはじめ「愛」と「藍」の3つをキーワードとして名付けた。このうち「I」は、海を渡る旅の主人公は私であるという思い。「愛」は愛する家族と友人、恋人と出会うための楽しい場所にしてほしいという願い。「藍」は、船のカラーリングを徳島名産の藍染めの色を基調とした船であることに由来する。
□会社概要
商号:南海フェリー
代表者:阪田茂社長
所在地:〒640-8404 和歌山県和歌山市湊2835番1
設立:1975年8月20日
事業内容:一般旅客定期航路事業「和歌山~徳島航路(近畿第110号)」フェリー9往復/日(所要時間:約2時間)
使用船舶(2隻):フェリーかつらぎ(2620総トン)、フェリーあい(2825総トン)