沖縄で二次交通環境整備始まる 空港周辺の渋滞削減を
2019年11月29日(金) 配信
内閣府沖縄総合事務局とオリックス自動車(上谷内祐二社長)、日産自動車(山内康裕社長)、プロトソリューション(白木享社長)の官民4者は2019年12月1日から2020年2月28日まで、沖縄県で二次交通環境整備の実証実験を行う。沖縄本島中北部地区の交通結節点やホテルなどで、高速路線バスとカーシェアリングやシェアサイクルを組み合わせる。
具体的には、那覇空港と沖縄本島中北部を結ぶ「沖縄エアポートシャトルバス」や路線バスの停留所付近にあるホテルや観光地に、オリックス自動車と日産が運営する「カーシェア」を計12台、プロトソリューションが運営する「シェアサイクル」を約100台設置する。
ホテルなどの目的地周辺までバスで移動し、その先は車や自転車を借りて観光するなど、公共交通機関を活用した沖縄旅行「島ぐる」の実現を目指す。
沖縄では県民の自家用車利用率が高く、年々増加している観光客のレンタカー利用もあり、沖縄中南部エリアを中心とした慢性的な交通渋滞が問題になっている。同実験によって空港周辺や那覇市内の渋滞削減をはかる。
□実験概要
実験期間:2019年12月1日~2020年2月28日(実験後も継続予定)
カーシェアリング:
【オリックスカーシェア】4台
恩納村:沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ 2台
ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート 2台
【NISSAN e-シェアモビ】8台
名護市:名護市役所 4台
ホテルゆがふいんおきなわ 1台
コンドミニアムホテル 名護リゾート リエッタ中山 1台
本部町:ホテルマハイナ ウェルネスリゾートオキナワ 1台
ホテルゆがふいんBISE 1台
【HELLO CYCLING(ハローサイクリング)】約100台
恩納村:おんなの駅、琉球村、ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート、恩納村ふれあい体験学習センター、恩納村役場、ナビービーチ、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート、沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ
名護市:ホテルゆがふいんおきなわ、ホテルトーマス名護、シャングリラマンション、名護リゾートリエッタ中山、ホテルルートイン名護、オキナワマリオットリゾート&スパ、OKINAWAフルーツランド、名護パイナップルパーク
本部町:ハナサキマルシェ、海洋博公演、ホテルオリオン モトブ リゾート&スパ、ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワ、ゆがふいんBISE