オークラ ニッコー ホテルマネジメント、台湾・高雄で新ホテルを運営 台湾展開は4軒目
2019年12月2日(月) 配信
ホテルオークラの子会社でホテル運営会社のオークラ ニッコー ホテルマネジメント(東京都港区)はこのほど、2023年に開業予定の「ホテル・ニッコー高雄」(台湾・高雄)に関する運営管理契約をホテルを建てる台湾企業と結んだ。
同グループにおける台湾への展開は、22年に開業する「オークラ プレステージ台中」に次ぐ4軒目となる。今後、同グループでは20年までに開業予定ホテルを含め100ホテルの運営を目指し、とくにアジアを中心に新規事業展開を進めている。
同ホテルは、客船ターミナルやライトレール水岸線、高雄展覧館などの再開発をしている「亜州新湾区」に開業する。地下鉄「三多商圏駅」からは徒歩4分ほどでアクセスできる。高雄国際空港からは6㌔ほどの場所に位置する。
客室数は標準面積36平方㍍。総客室数は約260室を予定している。同ホテルでは日本料理とオールデイダイニング、中国料理を提供する。最上階の21階には、高雄の港を一望できるルーフトップバーを設ける。
同市の政府観光局の統計では、19年1~6月の高雄での宿泊者数は前年同期比21%増の458万8千人だった。同社は「高雄市における宿泊需要がますます増加することを期待している」(同社)という。
高雄市は、首都機能を有する台北まで新幹線(台湾高速鉄道)で90分ほどで行くことができる。高雄国際空港からは、日本の成田空港など7都市のほか、アジアの30都市を結ぶ直行便が就航している。
□ホテル・ニッコー高雄概要
所在地 : 高雄市前鎮区(中山二路沿い)
延床面積 : 約2万7300平方㍍
階数 : 地上21階、地下4階
客室数 : 約260室
レストラン : 日本料理、オールデイダイニング、中国料理、ロビーラウンジ、ルーフトップバー
宴会場・会議室 : 6室
付帯施設 : 屋外プール、フィットネス、大浴場など
アクセス : 地下鉄 三多商圏駅より徒歩約4分、高雄国際空港より約6km