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JTBとトリップドットコム、ウィンタースポーツ商品を共同開発 訪日客の20%取り込む

2019年12月3日(火) 配信

締結式のようす(左2番目から)孫波CMO、坪井執行役員

 JTB(髙橋広行社長)とTrip.com Group(トリップドットコム、孫潔CEO)は12月3日(火)、日本のスキー場と連携した訪日客向けウィンタースポーツ関連商品の開発と販売を共同で行うため、合意書を結んだ。両社は、増加するコト消費ニーズに応える狙い。訪日客の20%を取り込む考え。

  第1弾は2020年1月から、「スキー場のゲレンデ貸し切りプラン」と「資格取得プラン」、「雪合戦施設貸切プラン」をトリップドットコムグループのウェブサイトとアプリなどで、中国市場を中心とした海外市場で売り出す。

 資格取得プランは、外国語を話せるスタッフや翻訳機などを用いて、資格テストを講習とセットで提供。資格を取得してもらうことで、リピーター化を見込む。

  このほか、スキーやスノーボードなどレンタル品の予約とWebでの販売も行う。使用したレンタル品は、利用者が購入できるようにする。

 JTBの坪井泰博執行役員は12月3日(火)の締結式で、「日本のスキー場はアジアでトップクラスの雪質を誇る。温泉とセットで商品化することもでき、中国からのアクセスも良好。これからはウィンタースポーツ需要の拡大が見込まれる」と意気込みを述べた。

坪井執行役員

  トリップドットコムの孫波CMOは「中国人のニーズは、爆買いなどのモノ消費からコト消費に変化している。とくに、需要が高まっている地方滞在や資格取得など特別な体験を提供していきたい」と力を込めた。

孫波CMO

 なお、第2弾の販売時期は未定となっている。

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