トリプラ、SaaS型宿泊予約エンジンに新機能2つを搭載
2019年12月10日(火)配信
旅行業界向けIT・AIサービスを展開するtripla(トリプラ、東京都中央区)は2019年12月9日(月)、開発・提供するSaaS型宿泊予約エンジン「triplaホテルブッキング」に新たな機能を搭載した。「会員管理」と「ポイントシステム」の2機能が追加され、同日時点で23施設に正式利用を始めた。今後、同エンジンを導入した宿泊施設で利用を希望する施設に、同機能を稼働させていく。
「triplaホテルブッキング」は、公式ホームページ上からの宿泊予約を行う際、ドメイン遷移がなく最短4クリックで完了できるSaaS型宿泊予約エンジン。同社は、CRM(顧客関係管理)を活用した顧客ロイヤリティと宿泊施設の売上向上を目的に、新たな2機能をリリースした。
□「会員管理」機能詳細
・顧客側は「氏名」「メールアドレス」「パスワード」など、必要最小限の情報入力のみで会員登録が完了
・会員向けに会員料金などの特典の案内が可能
・宿泊実績に応じたランク別の会員管理が可能
・顧客側のニーズ分析が可能となり、ランクごとのメールマガジンの配信への活用など、個別に適切なアプローチが可能
□「ポイントシステム」機能詳細
・会員は、宿泊料金や宿泊日数などに応じたポイントの獲得と、ポイント利用による割引などのサービスを受けられる
同社は「ポイントシステム」の機能で、会員獲得とリピート顧客の獲得など、宿泊施設の売上向上が見込まれ、顧客ロイヤリティの向上に貢献できるとする。
□外部CRMから会員情報やポイントデータを一元移行可能
なお、「triplaホテルブッキング」は外部CRMシステムとの連携もでき、CSVファイル形式のデータを取り込める。新規導入のほか、すでに会員制度やポイント制度を運用している宿泊施設も、顧客の利便性を損なうことなく「triplaホテルブッキング」へ、会員情報やポイントデータを一元移行できる。