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既存事業深化とイノベーションの「両利きの経営」へ JATA、「第28回JATA経営フォーラム2020」来年2月開催

2019年12月16日
編集部:入江千恵子

2019年12月16日(月) 配信

六本木ヒルズ(イメージ)

 日本旅行業協会(JATA)は2020年2月21日(金)、東京・港区の六本木ヒルズで「第28回JATA経営フォーラム2020」を開く。テーマを「既存事業深化とイノベーション 『両利きの経営』を目指して」とし、最新事例の報告や今後のビジネスモデルを探る。

 基調講演は、経営共創基盤(IGPI)の冨山和彦CEOが「両利きの経営に求められる経営リーダーシップ」と題して行う。経営者かつ経営コンサルタントの冨山氏が、既存事業の深化とイノベーションを同時に行うことの必要性について語る。

 分科会は、「海外旅行2000万人時代を迎え、次なる時代の旅行商品とは! (仮)」、「デジタルネイティブ時代の新たな旅行会社のカタチ(仮)」、「今や成長領域! 最新事例から学ぶユニバーサルツーリズム(仮)」の3つ。

 セミナーは、「知らぬは損!? 事業力&収益力と従業員満足度を高める 旅行事業者のためのテレワーク導入・活用ポイント解説セミナー」として、Webでの同時中継も実施する。

 参加料は正会員が5500円、協力会員・国内賛助会員が6600円、会員外が1万1千円。申し込みは、12月16日(月)~2020年2月7日(金)まで。

分科会A「海外旅行2000万人時代を迎え、次なる時代の旅行商品とは! (仮)」

モデレーター:JTB・海外仕入商品事業部事業部長の遠藤修一氏

 海外パッケージツアーが誕生してから半世紀余り、eコマース社会の到来が旅行商材の流通を大きく変え、直販化も進んでいる。日本人の海外旅行市場が2000万人規模となり、今後は数を追いかける時代から、お客の満足感やサスティナブルツーリズム、オーバーツーリズムといった中身に踏み込んでいくことが必要になる。次の時代に期待されるパッケージツアーのカタチとその役割を探る。

分科会B「デジタルネイティブ時代の新たな旅行会社のカタチ(仮)」

モデレーター:日本旅行・個人旅行営業統括本部長の大槻厚氏

 国内の個人旅行市場において、従来の商品や販売スキームが変革期を迎えつつあり、新たな価値創造や需要創出が求められている。今年度新たに開設された「国内旅行マーケットにおける新たな役割研究会」で研究・議論されたビジネスモデルの未来像を語る。

分科会C「今や成長領域! 最新事例から学ぶユニバーサルツーリズム(仮)」

モデレーター:KNT-CTホールディングス・グループ事業推進本部地域交流部課長の渕山知弘氏

 五輪・パラリンピック東京大会が決定して以降、共生社会実現の機運が高まっている。障害者差別解消法の施行から約3年が経過し、身体的障害だけでなく、さまざまな障害(バリア)を持つ人々に寄り添った旅行サービスが大きく成長している。ユニバーサルツーリズムの今とこれからを実事例を交えて考察する。

セミナー「知らぬは損!? 事業力&収益力と従業員満足度を高める 旅行事業者のためのテレワーク導入・活用ポイント解説セミナー」

講師:パソナ・リンクワークスタイル推進統括/東京テレワーク推進センター事業責任者の湯田健一郎氏

 テレワークを導入した企業から、生産性の向上や利益拡大、従業員の満足度が向上したなどの声がある。高評価につながった仕組みなどを紹介する。

特別講演「令和に憶う旅」

講師:高志(こし)の国文学館館長の中西進氏(元号「令和」の考案者)

スケジュール

開会:午後1時~

基調講演:午後1時20分~午後2時20分

分科会:午後2時35分~午後4時15分

特別講演:午後4時35分~午後5時35分

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