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すみだ水族館、開業以来初の大規模リニューアル 直径7㍍のクラゲの水盤など2つの新エリアが誕生

2019年12月13日
営業部:後藤 文昭

2019年12月13日(金) 配信

新クラゲ展示エリア(イメージ)

 すみだ水族館(東京都墨田区)はこのほど、開業以来初めて大規模リニューアルすると発表した。完成は2020年4月下旬を予定。直径7㍍のクラゲの水盤など2つの新エリアが誕生する。

 クラゲの水盤は、クラゲの飼育作業などを観察できる「アクアラボ」と水槽が絵画のように並んでいる「アクアギャラリー」がある場所に新設される。床に水槽の一部を埋め込み、上面からのぞき込んで約500匹のクラゲを直に観察できるようにする。

 水盤の一部には、水面に張り出すガラスの床のデッキを設置し、足元をクラゲが横切り、まるで水面に立っているような浮遊感を感じることができるようにする。

 さらに壁面には3つのドラム型水槽を新設。クラゲの色や模様の違いなどを見比べられるようにする。

 多目的スペース「すみだステージ」には、「アクアラボ」で展示・公開していたクラゲの飼育設備を移設する。新たに調餌のようすも見ることができるようにするほか、飼育スタッフとの会話も楽しめる。また、ステージ下に新設したカウンターではクラゲの成長過程なども観察できる。

さらに、いきもののゴハンの時間などの館内情報が流れる直径約10メートルのリング型サイネージもオープンスペース上部に設置する。

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