JATA、「年末年始の人気旅行先ランキング」発表 海外は台湾が5年連続で1位 国内は東京がトップ
2019年12月13日(金) 配信
日本旅行業協会(JATA)は12月13日(金)、「年末年始の人気旅行先ランキング」を発表した。海外旅行は台湾が5年連続で1位となった。国内旅行は東京(TDR含む)が1位で4年ぶり。
調査は、会員会社の経営者や旅行担当者を対象にアンケートを実施。回答があった276社の結果を、JATAが海外旅行と国内旅行に分けてランキング形式にまとめた。
海外旅行の2位は昨年に引き続きハワイで、3位から5位はアジアが占めた。9連休が取りやすい日並びであることから、アメリカやイタリア、オーストラリアなど遠方の国もランクインした。
会員からは「9連休のためロング方面が好調。 日数も長い日数が前年より上回っている。 暖かい方面への申し込みが多い 」(第1種)や、「情勢の悪い国を避け台湾、タイやオセアニアの人気が高い」(第1種)、「オーストラリア、ハワイなど暖かい方面を中心にリゾートが人気」(第1種)などのコメントがあった。
国内旅行は、昨年1位だった沖縄が2位、3位から5位の順位は昨年と変動がなかった。定番の旅行先が上位を占めた。
会員の声として、「年末年始をTDLやUSJなどのテーマパークで過ごすファミリーが多く、沖縄などの温暖な地域で過ごすファミリーも増えている」(第1種)や、「北海道や沖縄など定番人気が主流。家族で過ごす予約が多いと感じる」(第1種)、「人気の大型テーマパークを含む旅行やスキーリゾートで楽しむ家族層が増えている」(第3種)などがあった。