ロシア連邦観光庁、日本人観光客を20%増加へ ビザなし渡航のPRも
2019年12月23日(月) 配信
ロシア連邦観光庁はこのほど、東京都内で日本の旅行会社などに向けてビザの制度と観光地を説明するセミナー「ロシア2020。ギフトとしてのユーロ」を開いた。2020年に行われる「サッカーユーロ2020世界選手権」の期間中にビザなし渡航が可能になったことをアピールしたほか、観光地の魅力を伝え、日本人観光客を20%増加させたい考え。
日本とロシアは2023年までに、ロシアを訪れる日本人観光客を年間40万人とする目標を掲げ、20~21年を地域交流年に設定。両国は日本からロシアに送客するための取り組みを活発化させている。
サッカーユーロ2020世界選手権を担当するアレクサンドル・マキシーモフ氏は、ファンIDを発行することを発表した。日本人観客は同ID取得すると、ロシアへビザなしでの渡航が可能になる。期間は20年5月30日~7月13日までの滞在で、対象は同選手権の観戦チケットなどを持っていることとなっている。申請はインターネットでできる。
ロシアの簡易ビザ制度である電子ビザは、インターネットで発給している。日本人観光客が同ビザを使用して訪問できる地域は、極東エリアやサハリン、サンクトペテルブルク、レニングラード地域などとなっている。21年にはロシア全土で使用できる予定。
同日のセミナーで、タタールスタン共和国のイワノフ観光委員長は「ロシアには自然や文化、芸術などあらゆるジャンルの観光地がある」と説明した。自然を堪能できる観光地として、世界で最も深いバイカル湖を紹介。「文化が豊かなロシア」として、石器時代から現代まで約300万点を展示するエミタール美術館をアピールした。