グリーンズ、AI翻訳機を全国96ホテルに導入
2019年1月8日(水) 配信
グリーンズ(村木雄哉社長、三重県四日市市)はこのほど、同社が運営する全国のコンフォートホテルなど96ホテルで、AI自動翻訳機「ez:commu(イージコミュ)」を導入した。同翻訳機の導入で、ホテルのスタッフと訪日客とのコミュニケーション支援をはかる。
2018年の訪日客数は3119万人となるなか、同社のホテルでもインバウンドの宿泊客は増加し、スタッフに対する多言語対応の需要も高まっていた。同翻訳機の導入で訪日客に日本語で接客できるようになる。同社は「細かいニーズにも対応できる」と期待を寄せる。
同翻訳機は48カ国語に対応。AIによる高精度な翻訳を可能にしているという。先行導入したホテルのスタッフからは「これがあるとフロントに立つ安心感が違う」や「気軽に利用できる」、「起動時間が早いので重宝している」などの声が寄せられたという。
今後は蓄積した会話データから、コミュニケーションの傾向を明確化し、接客の質向上を目指す。
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