「箱根史上最大規模でエヴァンゲリオン化」 箱根エリアで6月までコラボイベント展開
2020年1月10日(金) 配信
小田急グループと藤田観光は6月30日(火)まで、人気アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションイベント「エヴァンゲリオン×箱根 2020 MEET EVANGELION IN HAKONE」をアニメの舞台となった神奈川県・箱根エリアで展開している。「箱根史上最大規模でエヴァンゲリオン化」と銘打たれたコラボを展開し、昨年10月に発生した台風19号などの被害に苦しんだ箱根を盛り上げる。
メインとなるスタンプラリーの台紙も兼ねる「箱根補完マップ」は、箱根フリーパスなどの購入者に配布する。スタンプの設置場所は箱根湯本駅や箱根強羅公園など14カ所で、1泊2日の旅程で箱根エリアの観光をしながら周遊できるよう設定。ラリーの商品は2種類で、スタンプを5つ集めるとステッカー、すべて集めるとクリアファイルがもらえる。
箱根ロープウェイの桃源台駅は副駅名を「第3新東京市駅」とし、ネルフ本部風のデザインでラッピングした。併せて、高さ約2㍍のエヴァンゲリオン「初号機」大型フィギュアが展示している。
藤田観光が運営する「箱根小涌園ユネッサン」では、作中に登場する赤く染まった海をイメージした「セカンドインパクトの湯」が楽しめる。期間は3月31日までで、4月1日からはエヴァ 搭乗時に必須の液体を再現した「L.C.Lの湯」を新たにスタートする。また期間中は作品とのコラボレーショングルメも味わえる。
箱根観光の移動手段となる箱根登山鉄道バスは、エヴァ5機のカラーをイメージしたラッピングバスを5台限定で運行する。5台の現在地は、バスロケーションシステムでリアルタイムに確認が可能。千石高原や元箱根港な18カ所のバス停は、順次エヴァデザインのものに変わるほか、小田原駅―箱根町港を結ぶ「箱根町線(H路線)では、「葛城ミサト」(CV三石琴乃)の車内アナウンスも楽しめる。
芦ノ湖上では3月28日と5月23日の2日間、「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を歌う高橋洋子氏のスペシャルライブイベントを開催する。箱根観光船が運航する海賊船をステージに行われるライブを「シン・エヴァンゲリオン劇場版:序」の中で、芦ノ湖上で決行される「ヤシマ作戦」を模した花火や光を駆使した特別演出で盛り上げる。