日本初! 松竹が手がける演劇と街歩きの融合 『日本橋シアトリカルツアー』3月開催!
2020年1月14日(火)配信
松竹(迫本淳一社長、東京都中央区)は、街や建物を舞台に物語のキャラクターたちと巡る、新感覚の“没入型”街歩きツアー「シアトリカルツアー」を企画・製作する。
第1弾は2020年3月から、三井不動産の特別協力のもと立ち上げる「日本橋シアトリカルツアー実行委員会」が主催となり、弥次と喜多のドタバタ珍道中が描かれた旅行記「東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」を題材とする日本橋の街歩きツアー『日本橋シアトリカルツアー』を実施する。
シアトリカルツアーとは、物語から現れた登場人物たちと一緒に舞台となる街や建物を巡り、まるで1本の映画・演劇の中に入り込んでしまったかのような体験を味わえる新感覚の“没入型”街歩きツアーだ。
その街の歴史や伝説、逸話を生かしたパフォーマンスやここでしか味わえない物語にちなんだ限定の飲食メニューも登場する。常設ツアーとして開催するのは日本初。
昨今、エンタメが「観る」ものから「体験する」ものへとシフトしている。総合エンタメ企業として、映画や演劇を鑑賞する劇場内にとどまらず、劇場がある街全体へとその行動範囲を広げお客に新たなエンタメを届けていくという松竹の想いと、日本橋の豊かな地域資産を活かした様々なコラボレーションを進めていこうとする三井不動産の考えが結実。日本橋の魅力をエンタテインメントの力で発信すべく、「日本橋シアトリカルツアー実行委員会」を立ち上げた。
日本橋は、江戸時代から五街道の起点として、日本全国からヒト・モノ・コトが集まり、それらの交流によって新たな産業や文化が生み出された街だ。現在、再生計画が進められるなかでも、老舗の飲食店や百貨店が軒を連ねるなど、都会にいながら江戸と現代の今昔の文化が体験できる。
江戸時代の物語「東海道中膝栗毛」を題材とすることで、弥次と喜多が歩いた時代より残されたものを蘇らせ、創られた美しい文化を、2人と一緒に体験することができる。歌舞伎でもユニークにアレンジされている「やじきた」の物語を、『日本橋シアトリカルツアー』が新しい形で届けていく。
□ツアー立ち寄り場所
・名橋「日本橋」
・山本海苔店 日本橋本店(試食)
・千疋屋総本店 日本橋本店(試食)
・「熈代勝覧」絵巻
・にんべん 日本橋本店(試食)
・仲通り(コレド1・2の間、軽食)
・福徳神社 など
□今後のスケジュール
2020年1月24日 (金):
・ツアー詳細、飲食メニューの詳細を発表
・公演チケットの一般販売スタート
・メインビジュアルの公開
3月:ツアー開催