「台湾ランタンフェスティバルin台中」開催 今年で31回目
2020年1月16日(木) 配信
台湾観光局(周永暉局長)は台湾ランタンフェスティバルin台中を行っている。このうち、メインランタンエリアの「后里花博園区」(台湾台中市)では2月8(土)~23日(日)まで開く。サテライト会場の「文化森林公園」(同)はすでに始まっており、2月23日(日)まで実施する。旧暦の1月15日における元宵節を祝う伝統行事として、台湾各地で毎年行い、今年で31回目になる。
今年の会場は総面積41・48㌶を使用する。メインランタンエリアの「后里花博区・森林エリア」では、芸術家の林舜龍氏が手掛けた高さ15㍍のツリー「光の樹」を展示。同展示品は、日本語で森林の生態保護を表す「森生守護」をテーマに、台湾の人々を象徴した蕾と枝、葉を用いて作成した。表現した光とアートを融合させた自然風景の演出を行う。
台中フローラ世界博覧会で初披露した音で反応する円球花のオブジェ「The Sound of Blooming(開花の音に耳を傾ける)」が、サブランタンのひとつとしてバージョンアップして再展示を行う。このほか、メインランタンエリアを中心に大小数万のランタンオブジェが会場一体に展示される。同フェスティバルは、プロジェクションマッピングと合わせて伝統と現代を融合して実施される。
特典として、日本人旅行者に今年の干支「鼠」をモチーフにしたミニランタンをプレゼントする。会場の指定場所で日本旅券を提示することが条件となっている。プレゼントは、数量限定でなくなり次第終了する。
□フェスティバル概要
開催期間:2月23日(日)まで
会場:メインランタンエリア:台中市后里花博園区(森林エリア、馬場エリア)、サテライトエリア:台中文心森林公園
アクセス:台湾高速鉄道(台湾新幹線)で台北駅から台中駅へ(約55分)。台中駅は在来線の新烏日駅へつながる連絡通路を使用。新烏日駅から各駅停車で約40分の后里駅(西站)で下車後、徒歩。台湾鉄道沙鹿駅(西站出口)や台中秋紅谷広場などからも会場へのシャトルバスが運行する。