国交省、バリアフリー化推進に貢献した団体など表彰 優れた取り組みは普及目指す
2020年1月22日(水) 配信
国土交通省は1月23日(木)、バリアフリー化の推進に多大に貢献した団体などを表彰する「バリアフリー化第13回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」の表彰式を開く。バリアフリー化に関する優れた取り組みを普及させる狙いだ。
同表彰式は2007年から、バリアフリー化の推進に多大な貢献をした個人または団体を表彰している。今回で13回目となり、6団体が受賞する。
□受賞者と評価点
・東京空港交通(東京都中央区)と三菱ふそうトラック・バス(神奈川県川崎市)、三菱ふそうバス製造(富山県富山市)
車イスのまま乗車可能なエレベーター付きバスの開発し、日本初の空港連絡バスへの導入。
・北大阪急行(大阪府豊中市)
全駅可動式ホームドアの設置と多面的なバリアフリー化への取り組み。
・東急電鉄(東京都渋谷区)
ホームドアの全駅整備計画、接客サービスの強化等のハード・ソフト一体となったバリアフリーの実現。
・スルッと KANSAI 協議会(大阪府大阪市)
障害者手帳の提示無しで割引可能な IC カードの普及。
・芸陽バス(広島県東広島市)
交通事業者として地域と連携して認知症の方をサポートする積極的な取り組み。
・成田国際空港(千葉県成田市)
世界トップレベルのユニバーサルデザイン水準を目指した多様な取り組み。