「百段雛まつり2020 出雲・因幡・萩ひな紀行」、ホテル雅叙園東京で開催中
2020年1月27日(月) 配信
ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)は3月15日(日)まで、「百段雛まつり2020 出雲・因幡・萩ひな紀行」を開いている。鳥取・島根・山口の3県のさまざまな雛人形を、同ホテル館内にある東京都指定有形文化財「百段階段」で見ることができる。
令和第一回の開催を記念し、江戸・明治・大正・昭和・平成・令和の各時代を象徴する「時代雛」も展示している。
今回展示されるのは、1893年に創業したエンナヤ人形店から寄贈された「おぼこ雛」や、米子の旧家坂口家11代目夫人の坂口真佐子氏が蒐集した「素鳳コレクション」など約1千点のひな人形。
鳥取県・智頭町からは、外部での公開は同展が初となる石谷家のお雛さまが出展されており、裳の刺繍も鮮やかな明治期の雛人形や、華やかな段飾りを観ることができる。
「百段雛まつりメモリアル」と題し、過去2回の展示で人気を集めた座敷雛(福岡県飯塚市)の展示も行われる。今年のひな紀行のテーマに合わせた、出雲や因幡の神話モチーフが随所にちりばめられた座敷雛の世界が堪能できる。
さらに、会場内全会場で写真撮影を可能としたほか、雛インテリアのなかでお茶とお菓子を味わえる雛のしつらえ「ひな茶房」も2月14日(金)まで行われている。