ANA、羽田発国際線が第2と第3ターミナルに 3月29日から
2020年1月29日(水) 配信
全日本空輸(ANA、平子裕志社長)は3月29日(日)から、同社が運航する羽田空港発着の国際線について、「第2旅客ターミナル」と「第3旅客ターミナル(現国際線旅客ターミナル)」の両方を使用すると発表した。
これに伴い、第2旅客ターミナル発着のANA国際線は、ANA国内線と同じターミナル内での乗り継ぎが可能になる。第2ターミナル内で国内線から国際線に乗り継ぐ場合の最少接続時間(MCT)も、現在の70分から55分に短くなる。
ただ、路線によって使用ターミナルが異なるため、出発前に利用日のターミナルの確認が必要になる。
確認は、①eチケット控えの表示②ANAウェブサイトの予約と空席照会ページ(2月中に開始予定)③登録の連絡先にメールでのお知らせ(3月29日搭乗分以降開始予定)④ANAウェブサイトの運航状況の案内ページ(同)⑤SNSやANAアプリのプッシュ配信(4月中旬以降開始予定)――から可能。
なお、ANA国内線の使用ターミナルに変更はない。
□3月29日(日)からサマーダイヤにおける羽田空港出発の国際線使用ターミナル
対象期間は3月29日(日)~10月24日(土)までの夏ダイヤ。冬ダイヤの出発便ターミナルは、8月下旬ごろの案内を予定している。
【北米路線】
第2旅客ターミナル:ニューヨーク、ワシントンD.C.、ロサンゼルス、ヒューストン、シアトル、バンクーバー
第3旅客ターミナル:シカゴ、サンフランシスコ、サンノゼ、ホノルル
【欧州路線】
第2旅客ターミナル:ロンドン、フランクフルト、ミュンヘン、パリ、モスクワ、ウィーン、ストックホルム、イスタンブール
第3旅客ターミナル:ミラノ
【アジア・オセアニア路線】
第2旅客ターミナル:台北、ホーチミンシティ、ジャカルタ、シンガポール、シドニー、北京、青島
第3旅客ターミナル:ソウル、香港、マニラ、バンコク、クアラルンプール、デリー、上海、深圳、広州