中四国初のヒルトン広島、2月1日着工 開業は2022年予定
2020年1月30日(木) 配信
せとうちDMOを構成する瀬戸内ブランドコーポレーション(藤田明久社長、広島県広島市)とヒルトン(クリストファ J. ナセッタ社長兼CEO、アメリカ・バージニア州)は1月29日(水)、「ヒルトン広島」(広島県広島市)を着工すると発表した。中国・四国地方は初進出で、2022年に開業予定。
着工に先駆けて、1月29日(水)に五洋建設・増岡組特定共同企業体が主催する起工式が行われた。広島県知事、広島市長、広島商工会議所会頭ら約70人が出席し、神事が行われ、建設中の安全を祈願した。
同ホテルは、世界遺産の原爆ドームや広島市中心部の繁華街から徒歩圏内に位置する。420室の客室や料飲施設、スパ、プールなどに加えて、国際会議の開催が可能な約1300平方㍍の会議施設を備える。
富士見町開発合同会社とヒルトンの間で、2018年に「ヒルトン広島」の運営委託契約を締結した。瀬戸内ブランドコーポレーションはホテル建設にあたり、せとうち観光パートナーズ(丹治朋之社長、広島県広島市)が管理運営する「せとうち観光活性化ファンド」を通じて、富士見町開発合同会社に対する資金支援も行う。
□ホテル概要
所在地:広島県広島市中区富士見町11-4、11-5、11-14、11-15、11-18(地番)
敷地面積:6403平方㍍
延床面積:4万8050平方㍍
建物規模:地上22階
構造:鉄骨造
客室数:420室
館内施設:オールデイダイニング含むレストラン・ラウンジ・バー、コンベンション施設、屋内プール、エグゼクティブラウンジ、フィットネス、スパ、チャペルなど
設計:浅井謙建築研究所
施工:五洋建設・増岡組 特定共同企業体
着工:2020年2月
竣工:2022年4月(予定)
開業:2022年(予定)