ヒルトンの「LXRホテルズ&リゾーツ」、アジア初進出 京都に来年秋開業
2020年2月6日(木) 配信
東急不動産(大隈郁仁社長、東京都渋谷区)とヒルトン(クリストファ J. ナセッタ社長兼CEO、アメリカ・バージニア州)は2021年秋、「(仮称)京都鏡石ホテルプロジェクト」において、ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXR(エルエックスアール)ホテルズ&リゾーツ」を開業する。
同ホテルは、同ブランドにおいてはアジア太平洋地域初、ヒルトンにとっては京都初進出となる。東急不動産とヒルトンがホテル事業で協業するのは、18年4月に開業した「KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton(旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン)」以来2度目となる。
同ホテルを建設中の「しょうざんリゾート京都」(京都府京都市)は、鷹峯(たかがみね)の麓に位置し、紙屋川(天神川)や御土居(おどい)に囲まれた自然環境豊かな立地だ。約3万5000坪の広大な敷地には結婚式場や庭園のほか、料亭・レストラン、東急不動産が開発した会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」を擁している。
近隣には金閣寺や光悦寺・源光庵といった寺社仏閣が徒歩圏にあり、ミシュラン星付レストランやラグジュアリーホテルが昨年開業するなど、京都を代表する高級リゾートエリアとして注目を集めている。
□ホテル概要
所在地:京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1外
構造規模:鉄筋コンクリート造・鉄骨造・一部木造 地下1階地上4階
延床面積:12,327平方㍍
客室数:114室
着工:2019年12月
開業:2021年秋
建築設計:東急設計コンサルタント
施工:竹中工務店