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群馬県富岡市、都内で情報交換会 富岡製糸場やDC企画をPR

2020年2月6日
編集部:長谷川 貴人

2020年2月6日(木)配信

観光情報交換会のようす
榎本義法市長

 群馬県富岡市(榎本義法市長)は2月6日(水)、東京・銀座で旅行会社やメディアを集めた観光情報交換会を開いた。冒頭、榎本市長をはじめ、ぐんま総合情報センターの町田裕之所長があいさつに立ち、富岡市の観光の魅力を力強く語った。

 市のプレゼンでは、10月にグランドオープンを控えた国宝・富岡製糸場西置繭所や、4月からの群馬デスティネーションキャンペーン(DC)の特別企画をPRした。

新ガイドツアー、「富岡日記」を通して見る富岡製糸場

 富岡製糸場では4月1日から、新たなテーマガイドツアー「『富岡日記』を通して見る富岡製糸場」を実施する。同製糸場で技術を学んだ伝習工女の回想録に基づき、明治初期当時の仕事や生活のようすの解説付きで巡る。料金は解説員1人につき3500円(1―45人まで対応可)。所要時間は約50分。インターネットからの予約制(予約開始は3月予定)。

「富岡製糸場西置繭所」予約限定で特別先行公開

 6月8日(月)~30日(火)までは、 富岡製糸場西置繭所のグランドオープンに先駆けて、期間限定の特別先行公開を行う。音声ガイドを聞きながら、1階のガラス製ギャラリーや操業当時の繭倉庫のようすが残る2階を見学できる。音声ガイドは5言語対応(日・英・中・韓・仏)で、2階は2通り(うち1つは日本語と英語のみ)が聞ける。最大受入人数は20人、1日5回実施する。所要時間は約1時間30分。料金は無料(別途入場料が必要)。団体予約ホームページから通常予約後、電話などから予約できる(予約開始は3月予定)。

新名所のほか、群馬DCでのさまざまな特別企画を紹介

 このほか、3月27日(火)開業の「群馬県立世界遺産センター」をはじめ、富岡の観光めぐりをより楽しめる展開をアピールした。まち歩きを楽しみながら、自分好みの詰め合わせがつくれる「富岡お菓子の玉手箱」(500円)。群馬DC富岡製糸場と県立自然史博物館、群馬サファリパーク、市立美術博物館のうち、2施設目から入場料を割引する周遊チケットなどを紹介した。

富岡産食材を使用した“おっきりこみ”

 プレゼン後は懇親会を開催。富岡産食材を使用した“おっきりこみ”のほか、地元グルメやスイーツが振る舞われ、宿泊券などが当たる抽選会も実施された。

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