日本遺産「麒麟獅子舞」、VRドローン採用のPR動画を公開
2020年2月12日(水)配信
日本遺産「麒麟のまち」推進協議会は2月10日(月)、日本遺産に認定された「麒麟獅子舞」の魅力を発信する360度VR(仮想現実)動画を公開した。
「麒麟獅子舞」は、鳥取県東部と兵庫県北部の1市6町を登録した日本遺産「日本海の風が生んだ絶景と秘境―幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地『因幡・但馬』」を象徴する文化財。国重要無形民俗文化財に指定されることが決まっている。
撮影は、同日本遺産の主な構成文化財を舞台に麒麟獅子が舞う姿を、「360度VRドローン」や「VR立体音響」技術を駆使して行われた。智頭農林高等学校郷土芸能部や各市町の麒麟獅子舞保存会が出演するなど、圏域が一丸となり実施した。
完成した動画は、YouTubeチャンネルなどで公開。なお、3月にはVRゴーグルを1市6町各1カ所に設置するなど、視聴環境を整えていく予定。
□「ポイントはココ!」
・主に祭礼でしか見られない麒麟獅子舞の魅力を360度VR動画で体感
・カメラの周囲を麒麟獅子舞が舞うVRならではの視線誘導演出
・体験感を創出する、空中や水中からのVRドローンを使った撮影
・視聴視点に追従するVR立体音響(アンビソニック)の採用
※Youtube視聴時のみ
□「麒麟獅子舞」VR動画 概要
動画タイトル:日本遺産 麒麟獅子舞 ~日本海の絶景と秘境VR~
撮影箇所:
・鳥取砂丘(鳥取市)
・浦富海岸(岩美町)
・若桜駅(若桜町)
・杉神社(智頭町)
・太田家住宅(八頭町)
・道の駅あまるべ(香美町)
・諸寄海岸(新温泉町)
事業主体:日本遺産「麒麟のまち」推進協議会
企画制作:株式会社電通西日本・ロントラ株式会社