triplaチャットボット、ニッポンレンタカー外国語サイトに
2020年2月14日(金)配信
旅行業界向けIT・AIサービスを展開するtripla(トリプラ、東京都中央区)は2月12日(水)、開発・提供する多言語AIサービス「triplaチャットボット」を、ニッポンレンタカーサービスの外国語版ウェブサイトに導入した。同ウェブサイトを通じて、24時間4言語(英語・韓国語・中国簡体字・中国繁体字)でサービスに関する問い合わせが可能になる。
「triplaチャットボット」は、公式ホームページ上でサービスに関する問い合わせに多言語AIが回答するサービス。導入により、訪日外国人観光客がニッポンレンタカーに向けて、メールや電話で問い合わせを行う手間を削減する。海外からの予約の利便性が大幅に向上するとともに、外国人観光客のレンタカーの利用促進をはかる。
□増加する訪日外国人観光客のレンタカー利用をサポート
訪日外国人観光客のレンタカー利用者数は、2011年の17万人から、17年には8倍を超える約140万人に増加している(国土交通省資料より)。レンタカー利用者数が増加した背景には、訪日観光客数の増加に加え、主要都市以外の訪問機会の増加に伴う空港や駅から観光地までを結ぶ2次交通の手段として、利用が増加していることが挙げられる。
国土交通省によると、訪日旅行のリピーターの増加や、旅行代理店などが販売する「パッケージ旅行」から個人で手配する「個人旅行」への移行が進むにつれ、訪問先が多様化し、レンタカーの利用者数は今後さらに増加すると見られる。