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HISの変なカフェ、年齢性別をカメラ連携のAIが判断 利用者に適した接客を実現

2020年2月16日
編集部:木下 裕斗

2020年2月16日(日) 配信

変なカフェのようす。真ん中の赤いロボットがバージョンアップした

 エイチ・アイ・エス(HIS)が運営する「変なカフェ」は2月7日(金)、コーヒーを提供するロボットについてカメラとAI(人工知能)の連携で年齢や性別などを判断し、利用客に沿ったサービスを提供できるようにバージョンアップした。サービス向上で、利用客に楽しんでもらいたい考え。

 変なカフェは2018年2月1日、HIS渋谷本店内に美味しいコーヒーをよりリーズナブルに、エンターテインメント性を楽しんでもらうことを目的に開業。ロボットがコーヒーなどを提供する。開業当初は7種類のホットメニューを提供。18年4月には、アイスメニューや焼き菓子など軽食の販売を始めた。19年7月にはフラッペとスムージーを売り出した。

 開業3年目を迎えた今年、周囲の状況を判断して発話、動作ができる機能「おもてなしコントローラー」をロボットに導入。カメラと連携したAIで利用者の性別・年齢層を判断し、利用者に適した接客が可能になった。

 これまで利用者がカップをセットしていたが、自動でセットできる機能も追加した。なお、搭載のAIは利用客の状況と特徴点を数値化し学習するので、個人の特定は行わないという。

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