「JAPAN BONSAI」サイトを開設 日本盆栽の情報を発信
2020年2月17日(月) 配信
東京盆栽倶楽部(大嶋勝社長、東京都台東区)はこのほど、国内外に向けて日本盆栽の情報を発信するポータルサイト「JAPAN BONSAI」を開設した。
盆栽が世界に広まるきっかけになったのは、1964(昭和39)年の東京オリンピックと同時に開かれた「東京オリンピック協賛盆栽水石展」。約350点の盆栽・水石を展示し、多くの訪日外国人の関心を集めた。
今では「BONSAI」という国際語となり、2017年に埼玉県さいたま市で開かれた「世界盆栽大会」では、40の国と地域から1215人の盆栽愛好家が参加し、共催の盆栽展は4万5千人を超える人が来場した。輸出額も年々増加し、クールジャパン戦略の輸出産業としても成長が期待されている。
世界の人々が注目するオリンピック・パラリンピックの開催が間近に控えたタイミングで、アマチュアの盆栽初心者からプロの盆栽園・盆栽作家まで国内外すべての人々に魅力を発信し、「日本盆栽」のブランドを確立を目指す。