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「旅とひらめき」、望月照彦氏が新著発行

2020年3月10日
編集部:長谷川 貴人

2020年3月10日(火)配信

旅に持ち運びやすい文庫サイズ

 エッセイストの望月照彦氏はこのほど、「旅とひらめきー柔らかく生きる叡智を養うために」(日本紀行)を発行した。旬刊旅行新聞紙上で毎月連載しているエッセイ「街のデッサン」の2014年から19年までを基に、新たなエッセイを加えて一冊にまとめた。定価1200円(税別)。

 本著は、望月氏が旅先で出会った産業や歴史、文化や人間にまつわる物語、地域性を持つ事業などに、自身の構想を込めてエッセイ化したもの。全84のエッセイを、「感動」「発見」「ひらめき」「構想」の4つのカテゴリーに分けて収録されている。

 望月氏は著書で「旅をすることは、異郷や異文化、異人に出会うチャンスがあるということ。たくさんの神経回路の架け替えや掛け違いが誘発され、新しい発想やひらめき、ヒントをもらえる」と語る。異郷の文化に出会うことでの感動や喜びによって、自己発見・開示を誘発させる旅をするための手引きになればという想いが著書に込められている。

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。

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