70点以上のバンクシー作品、日本初上陸 横浜で9月まで展覧会開く
2020年3月13日 (金)配信
バンクシーの70点以上の作品が日本初上陸――。横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」(神奈川県横浜市)で3月15日(日)〜9月27日(日)、「BANKSY展 GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)」が開かれる。日本でも多くの人に知られている「GIRL WITH RED BALLOON」や、社会的弱者をドブネズミに重ねた「RAT」シリーズなど、コレクターの所有作品を中心に貴重なオリジナル作品が集結する。
会場は、「消費」や「政治」などバンクシーの7つのテーマにあわせ構成。70点以上のオリジナル作品と版画、立体オブジェクトを楽しめる。作品の中には、ブリストル美術館などで開催されたバンクシーの個展やアーティストやミュージシャンとのコラボレーションなど、他では見ることができない過去の軌跡をたどる品々も多く含まれている。
また、映画「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」に登場するワンシーンを基に再現されたスタジオや、2017年に開業した「世界眺めの悪いホテル」として知られる「ウォールド・オフ・ホテル」の内装を再現したエリア、15年に期間限定で開園した「ディズマランド」内の映像などを楽しめるエリアなども設けられている。
3月13日、展覧会のオープンに先駆け、内覧会が行われた。
展覧会のプロデューサーであるアレクサンダー・ナチケビア氏は「バンクシーの作品は、(鑑賞者に対し)考えさせ、心で感じさせ、何かしらの行動を起こすよう触発するもの」と魅力を説明。「作品を観れば、彼の人物像や思いが見えてくる。彼が天才なのか、それとも反逆者なのか、その答えを皆さんにゆだねたい」と展覧会をPRした。
□「バンクシー展 天才か反逆者か」概要
期間:3月15日(日)〜9月27日(日)
※会期中無休
時間:午前10:00〜午後8:30(最終入場午後20:00)
会場:アソビル
料金
日時指定チケット
平日
大人:1800円
大学生・専門学校生・高校生:1600円
中学生以下:1200円
平日アフター6(3・4月限定)
大人:1500円
大学生・専門学校生・高校生:1300円
中学生以下:1200円
土日祝
大人:2000円
中学生以下:1800
中学生以下:1400
※券面に記載の時間内での入場を案内。入れ替え制ではない。未就学児入場無料
主催:BANKSY~GENIUS OR VANDAL?~製作委員会
企画製作:IQ ART MANAGEMENT CORP
後援:tvk(テレビ神奈川)、ニッポン放送、J-WAVE、FMヨコハマ