観光産業と花きに関わる事業者へ 新たな「新型コロナウイルス被害事業者向け支援プロジェクト」スタート
2020年3月18日(水) 配信
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営するトラストバンク(川村憲一社長、東京都目黒区)はこのほど、新たな「新型コロナウイルス被害事業者向け支援プロジェクト」をスタートした。支援対象は、観光産業と花きに関わる事業者。寄付者は、ふるさと納税で事業者のお礼の品を選び寄付することで、事業者の収益を支援する。
観光事業者向けプログラムは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている地域のホテルや旅館、飲食店など観光産業に関わる事業者が対象。利用者は、宿泊施設の宿泊券や地域の飲食店の飲食券、アクティビティの体験チケットなどのお礼の品を選び、対象の自治体に寄付を行う。この際の寄付金の一部が、事業者に届く。
同支援は、新型コロナウイルス感染拡大が落ち着いた時期に、宿泊券や飲食券などを利用しにその地域に訪れることで、地域経済効果などの支援につなげることも狙いだ。
一方の花きに関わる事業者への支援プログラムは、卒業式や入学式、コンサートなどのイベント自粛に伴い、キャンセルなどが相次ぎ、経営に多大な影響を受けている花の生産者や園芸農家など花き関連の事業者を対象に実施する。
□「新型コロナウイルス被害事業者向け支援プロジェクト」
トラストバンクが3月4日に立ち上げた、新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けている事業者を支援するプロジェクト。3月13日午前9時30分現在、給食、外食、観光、花きの事業者へのプログラムを通じ、全国154自治体、677事業者を支援している。なお、プロジェクトで紹介するお礼の品の寄付にかかる自治体の手数料は、無償としている。