フロムスクラッチ、マーケティングプラットフォーム提供 生産性向上はかる旅館など導入
2020年3月19日(木) 配信
企業のデータマーケティングを支援する「フロムスクラッチ」(安部泰洋社長、東京都新宿区)はマーケティングプラットフォーム「b→dash」を開発した。労働人口が減少するなか、「生産性向上にデータを有効に活用したい」旅館や旅行会社などへの導入も進めている。
「b→dash」は、顧客の利用実績や、自社ウェブサイトの閲覧履歴などさまざまなデータを一つに統合。高度なシステムによって変換したデータは、「アプローチしたい年齢層や、嗜好などを絞って商品を訴求できる」(社長室の秋田奈緒マネージャー)。統合データから短時間でアプローチしたい層を絞り、宣伝もできる。ほかの仕事に時間が割けることもメリットだ。
必要な操作は、マウスなどを使う基本操作のみ。「誰でも簡単に、あらゆるデータを画面上で操作・処理することを可能」としている。「膨大なコストを払い続けられる大企業だけでなく、小規模な旅館などにもデータマーケティングを利用できるように」と、価格は月額5万円(税抜)からに設定している。