コロナ流行のなか、秘境の宿が人気 宿泊客1・5倍増達成 クアパーク長湯
2020年3月26日(木) 配信
周辺に野山が広がる「秘境すぎる宿」として注目を集めるクアパーク長湯(大分県竹田市)は、新型コロナウイルスの影響が拡大するなか、3月の宿泊数が開業以来過去最高となる見通しだ。
コロナの影響が本格化する前の1月は174人、2月は148人、そして3月は252人と、前月比約1.5倍増に達した。
施設は、1棟ごとに隔離されたコテージタイプの宿泊エリアや50㍍歩行浴をはじめとした露天の温泉プールがある温泉棟で構成されている。
この施設構成により、新型コロナウイルス感染の条件である密閉・密室・密集の「3密」を避けられることが予約者の安心につながった。サービス業が軒並み大打撃を受けるなか、業績の好調に結び付いている。
□宿概要
名称:クアパーク長湯
所在地:大分県竹田市直入町長湯3041-1
客室数:16室(全戸ウッドデッキ付クアホテル)
温泉:水着で入る長さ50㍍の歩行浴など