KNT-CTHDとKNT-CTパートナーズ会四国連合会、愛媛県と愛媛県自然保護協会とパートナーズ協定締結
2020年3月31日(火) 配信
KNT-CTホールディングス(KNT-CTHD、米田昭正社長)とKNT-CTパートナーズ会四国連合会(大木正治会長)は3月25日(水)、愛媛県と愛媛県自然保護協会と「KNT-CTえひめの生物多様性保全」パートナーズ協定を結んだ。愛媛県の生物多様性保全とともに地域の交流を促進し、SDGs(持続可能な開発目標)に役立てるのが目的。
今回の協定で連携する事業内容と取り組みは、①商品企画担当者の現地視察②地域イベントの参加③愛媛県生物多様性の勉強会④エコツアー、フォトツアーなどテーマ性の高いツアーの設定⑤「旅」の付加価値を高める体験プログラムや新素材開発⑥修学旅行や企業の研修旅行提案のための視察や研修会――を実施していく。
KNT-CTHDでは、愛媛県の生物多様性保全に関する知識を深めるための人材育成事業を行い、ここで得た知識を「旅」を通じてお客に発信するとともに、地元と協同で「旅」を創造していく。
KNT-CTパートナーズ会は宿泊や交通、飲食、体験メニューなどの提供を、愛媛県は情報発信などで全体の調整を行う。
締結式でKNT-CTHDの米田昭正社長(代理・瓜生修一取締役)は「『自然』は外せないコンテンツ。協定を通じて愛媛県の自然について学びを深め、旅を通じてその保全についても発信していきたい」と意気込みを語った。
愛媛県の中村時弘知事(代理・八矢拓副知事)は「本協定締結は大変心強い。自然環境保護と地域経済活性化の好循環の創出につなげたい」と述べた。
また、KNT-CTパートナーズ会四国連合会の大木正治会長は「今後の愛媛県観光にとって良きものとなるようKNT-CTパートナーズ会としては、地元でしっかり支援していく」と力を込めた。
愛媛県自然保護協会の森田昌敏会長は「今回の協定をきっかけに、愛媛の自然を舞台したツアーの造成に対して情報提供やツアーガイドの派遣などを行っていく。生物多様性の保全につなげていきたい」と語った。