GWの過ごし方に変化 「自宅で過ごす」が6割超 エアトリ調べ
2020年4月9日(木) 配信
エアトリ(柴田裕亮社長兼CFO)は3月29日から31日の期間で、20代以上の男女1511人を対象に「ゴールデンウィークの過ごし方」に関する調査を行ったところ、「自宅で過ごす」が6割を超えた。
1位は前年と同じく「自宅でゆっくり休む、たくさん寝る」が35.3%とトップ。前年の28.8%から大幅に増加した。2位は「自宅で映画、ドラマ、ライブ観賞」(18.8%)で、前年2位に入っていた「海外旅行」はランキング圏外となった。
3位「国内旅行」(15.7%)、4位「買い物」(15.3%)、5位「読書」(13.0%)――の順。
外出を考える人は少なく、自宅で過ごす予定が上位5位のうち3つを占め、全体として6割を超える。
外出の予定は軒並み下がるものの、3位の「国内旅行」は前年と比べ0.4%増える結果となった。
また、元々GWに入れていた予定を変更したと回答したのが19.7%、変更を検討しているのが11.3%と合わせて3割を超える見通しだ。
なかには結婚式を取りやめた、オリンピックのボランティアの予定がなくなったなどの声もある。
予定を変更した、変更を検討していると回答した人は、「コロナの影響で仕事が減ってしまい金銭的余裕がなくなった」(40代女性)、「高齢の両親がいるため、帰省も悩んでいる」(40代女性)など、出掛けることに消極的だ。
一方で、「観光地のタクシー運転手としては、このキャンセル地獄の春休みの分も含めてたくさん利用していただきたい」(50代男性)と積極的に利用してもらい、少しでも経営悪化を阻止したいという声もあった。