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1万人にクルマ支援 医療従事者を優先し、車両貸し出し

2020年4月17日
編集部:馬場遥

2020年4月17日(金) 配信

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 中古車事業を展開するガリバーは緊急事態宣言が発令されたことを受け、4月15日(水)から、「ガリバー新型コロナウイルス対策クルマ支援」を始めた。1万人を対象に同社の所有する車両を、最大3カ月無償提供する試み。

 受付開始から24時間で、対象人数の1万人を超える問い合わせが殺到。用意した提供車両が追い付かない状況が見込まれたため、緊急性の高い医療従事者と、短期利用者を優先する考えだ。

 短期利用者には3泊4日までを想定する。期間延長も、相談に応じて対応していく。長期利用者については順次対応していく姿勢。

 政府の要請により自宅待機が推奨され、不要不急の外出自粛が求められている。そのなかで、第一線でたたかう医師や看護師、生活必需品を提供する小売店や流通関係者、在宅勤務ができないワーカー、通院が必要な高齢者や妊婦など、外出を必要とする人々が多くいる。

 同社は支援をするにあたり、「そんな皆さんが少しでも安心して移動ができるように、支援の実施を決めた」と語った。

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