一の坊グループ、売店商品を仙台市内の児童養護施設4カ所に寄付 「笑顔が生まれる時間になれば」
2020年4月22日(水) 配信
宮城県内で宿泊施設や食事処など7店舗を展開する一の坊グループ(高橋弘行社長)は4月14日(火)、各店舗の売店で販売予定だった商品を仙台市内4カ所の児童養護施設に寄付した。新型コロナウイルス感染症の防止策として4月6日(月)から5月10日(日)まで全店休業している。
同グループでは2011年の東日本大震災以降、食材ロスを減らすための取り組みを行っている。今回の休業でも宿泊客に提供予定だった食材ロスはほとんどなかったが、売店では繁忙期用の土産商品としてプライベート商品や焼き菓子、和菓子など若干の在庫を抱えていた。そこで「こんな時だからこそ、笑顔が生まれる時間が少しでもあればいい。経済状況がひっ迫しているなか、一助になれば」(駒井亜希子専務)と寄付を決めた。