ANAHD、20年3月期業績予想を下方修正 純利益は670億円減の270億円見込む
2020年4月23日(木) 配信
ANAホールディングス(ANAHD、片野坂真哉社長、東京都港区)は4月20日(月)、2020年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。純利益は、前回予想から670億円減の270億円となる見通し。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、利用客の減少など需要の落ち込みが影響した。
売上高は、同1200億円減の1兆9700億円、営業利益は同800億円減の600億円、経常利益は同790億円減の580億円を見込む。
昨年10月末に公表した業績予想を修正した理由について同社は、「新型コロナウイルス感染拡大による世界各国の入国制限や日本国内における移動自粛などの影響を強く受け、とくに3月の需要が急激に減少したため」としている。