臨時G20観光大臣テレビ会合 観光の強靭性向上を目指す
2020年5月13日(水) 配信
国土交通省の御法川信英副大臣と和田政宗政務官は4月24日(金)に開かれた、臨時G20観光大臣会合(テレビ会合)に参加した。観光分野における新型コロナウイルスに対する国際的な連携を確認し、観光の強靭性向上に取り組むとする宣言を行った。
会合では、新型コロナによる観光分野の影響や対応、国際的な連携について議論をした。
日本は昨年議長国としてとりまとめた「G20北海道倶知安観光大臣宣言附属書2(観光の強靭性向上に関する行動)」に基づき、世界の観光分野の強靭性を高めるために貢献していくとした。
G20は、「COVID-19に関するG20観光大臣宣言」の冒頭で、「新型コロナにより世界中で失われた命にお悔やみ申し上げるとともに、苦しんでいる方々に深い同情を表明する」と哀悼の意を示した。
旅行・観光セクターが、経済・社会・環境の面において、さらなる持続可能な発展への移行を推し進める考え。とくにアフリカや島嶼国のような、経済が旅行・観光業に依存する発展途上国を支援する。
今年10月7日に議長国のサウジアラビアで実施される大臣会合に先立ち、この危機により直面している課題を特定し、回復を加速させる。各参加国に対してさらなる施策を検討し、共有することを要請した。