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「サクラクオリティ」、安全管理プログラムを試験的運用

2020年5月22日
編集部:長谷川 貴人

2020年5月22日(金)配信

「サクラクオリティ」ロゴマーク

 観光品質認証協会(北村剛史統括理事、東京都千代田区)はこのほど、防疫や防犯防災衛生に関する安全管理プログラムの試験的運用を始めた。全国の観光圏やDMOなどと提供する、ホテル・旅館向けの品質認証「サクラクオリティ」参加宿泊施設への導入に先立ち行われるもの。

 同協会は、新型コロナウイルス感染症による宿泊客のニーズ変化を捉え、宿泊市場での防疫を含む安全管理体制の構築・強化が一層重要になると判断。安全管理プログラムの試験的運用を、雪国観光圏(井口智裕代表理事、新潟県・湯沢町)の協力の基、同観光圏内で始めた。今後、広くほか観光圏・DMOなどへ提供していきたい考え。

「サクラクオリティ」防疫クリーンマーク

 同プログラムでは、防疫に知見を有する医師や衛生管理の専門家をアドバイザーとして招聘。既存のネットワークである提携DMO、ホテル、旅館の品質を確認する調査員を加える。サクラクオリティ参加宿泊施設が持つノウハウを1つに集約し、相互の有機的関係を一層強化。効率的で適切な独自の防疫体制の確立をはかっていく。これまでの防犯防災衛生の管理体制も強化し、ポスト・コロナ時代の顧客ニーズに合った宿泊市場を支える取り組みを目指す。

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