クラウドファンディングで「元湯 龍泉閣」を応援 温泉むすめ手掛けるエンバウンド
2020年5月26日(火) 配信
全国の温泉地を活性化する「温泉むすめ」プロジェクトを展開するエンバウンド(橋本竜社長)は5月25日(金)、「元湯 龍泉閣」(兵庫県・有馬温泉)を応援するクラウドファンディングを開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、厳しい経営状況が続く温泉地に対する恩返しの気持ちを込めた企画。支援者には、同館の宿泊プランやお土産などの購入などに利用できる商品チケットと温泉むすめのポストカードをリターンとして提供する。
「温泉むすめ」は全国の温泉地を擬人化したキャラクターで、20年4月現在121のキャラクターを製作。Twitterのフォロワー数は約4万人おり、各温泉地で行われるイベントには多くの人が集まるという。
「元湯 龍泉閣」は温泉むすめと初めてコラボレーションした旅館で、宿泊プランの販売や、有馬温泉でのイベントになどに活用。休館中の現在は、新グッズの制作や、ふるさと納税制度を利用した企画、夏の有馬川でのイベントの計画を進めている。
橋本社長は、「『温泉むすめ』がこれまで運営をしてこられたのは、間違いなく温泉地の皆さまと、ファンの皆さまの支えがあったからです。この先行きの見えない状況の中で、少しでも希望を持って頂きたい。そしてまた温泉地で、お互い元気な姿でお会いしたい。そのような想いで今回、クラウドファンディングを実施させて頂きます」と思いを語った。
同社は、全国の温泉むすめとコラボレーションしている温泉地でのクラウドファンディングの実施も検討している。