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KOBE BE*美 TOWN始動 谷上から地方創生を目指す

2020年5月26日
編集部:馬場遥

2020年5月26日(火) 配信 

谷上プロジェクト ロゴ

 谷上プロジェクト実行委員会(兵庫県神戸市)は、6月1日(月)に北神急行電鉄北神線が神戸市営になるタイミングに合わせ、谷上駅周辺で「KOBE BE*美 TOWN」構想に着手し、「地方×女性×美容」で地域を元気にする。

 この構想は、「谷上=美のまち」というイメージを定着させ、谷上に来る人を増やそうという試みだ。美容に関連する店舗4つが谷上駅に新たにオープンし、お客だけではなく谷上で働く人も増やしていく狙い。

 北神急行電鉄北神線の市営化で、新神戸―谷上駅間の運賃が370円から280円、三宮駅―谷上駅間が550円から280円と大幅に値下がりすることが、プロジェクト始動のきっかけとなる。

 谷上地区は「日本一アクセスが良い田舎」と呼ばれることから、複合交通拠点として神戸市も都市機能の強化をはかり、注目が集まっているエリア。

兵庫県・谷上地区

 同プロジェクトは大都市に隣接していてアクセスに優れる谷上地区を拠点として、地方創生に取り組む目的で2018年に発足した。

 同年にはふるさと納税を活用したクラウドファンディングで資金を集め、起業家育成とコミュニティ形成のコワーキングスペース「.me(ドットミー)」を谷上駅構内に設置する。このスペースを活かして、新たな挑戦をする人たちの支援活動を行ってきた。

 同社は「地域が着実に力をつけていくことが現代の日本には必要」とし、「これからもオモシロイ発想で現代日本が抱える課題を解決していく」考えだ。

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